※この記事はソースネクスト株式会社さまより商品提供を受けて執筆しています。
ソースネクストで販売中の画像生成AI『Artist AI(アーティストAI)』を使ってみました。
今や時代は猫も杓子もAIということで「画像生成」と検索すると無料で使える画像生成ツールがいくらでも出てきます。
しかし"AI初心者"のわたしはまだまだ使いこなすことが難しく……。
以前、とある画像生成AIサービスをお試しで使ってみたことがあるのですが、プロンプト(画像生成のための指示文)の書き方が分からず、結局使いこなせないまま諦めてしまったことがありました。
そんな中で今回提供いただいたのがソースネクストの『Artist AI』です。
実際に使ってみた特徴としては、
- 描く、消す、変換するなど簡単に使える6つの機能
- プロンプトの知識不要
- 高スペックのPCも不要
- スマホでも使える
- 日本語でOK
- 機能が絞られているから初心者でも操作しやすい
といったところです。
Artist AI
ブラウザで使えるサービスなので、パソコンやスマホ、タブレットを選ばずに使用できます。
操作画面も日本語対応しているので、英語が苦手でもOKです。
画像生成の機能は全部で6つ。
- テキストから画像生成
- スケッチから画像生成
- スマート消去
- 修復と置換
- スタイルの変更
- 画像の拡大
本当にたったこれだけなので、全部ひと通り試してみて、使いやすい機能に絞って慣れていくことができます。
最近使い始めたばかりなので、まだ全ての機能を網羅したとまでは言えないのですが、実際に使ってみてよかった・印象的だった機能を挙げていきます。
スケッチから画像生成
スケッチから画像生成は、手描きのイラストだけではなく、写真を取り込んで画像生成することができます。
元の写真はこちら。
旅先で撮影した「草むらにいる猫」です。
この写真をアップロード→プロンプトの欄に日本語で「草むらにいる猫」と説明→スタイルを「水彩画」に設定→変換ボタンを押すと。
これはなかなかいいのでは?!
元の写真の後ろのごちゃごちゃした物も消して、素敵な感じのイラストにしてくれています。
生成する画像のスタイルもいろいろ選べるのですが、いろいろ試してみた結果「水彩画」はおすすめかなと思いました。
いわゆる「AI画像」っぽさが比較的少ないので、使いやすい仕上がりになります。
スマート消去
画像から不要な物を消去してくれる機能です。
写真は野山の風景、にいる後ろ姿の家族連れ。この写真から人物を消してみました。
消したい物を塗りつぶして。
消えた!
けど、画像をよーく見ると変な感じはする……くらいの仕上がりです。
Artist AIの公式サイトでは、湖にいる人物を消去している例が掲載されているのですが、背景はこのくらいハッキリしていればきれいに消せるのかも?
わたしが用意した写真だと複数人+背景もちょっと複雑なので難しいのかもしれません。
ウェブ上で使うくらいの画像のサイズ感だったら、多少のおかしさは気にならないかもしれません。
修復と置換
Artist AI
元の写真はこちら。
いつかどこかで撮影した、するどい目つきの猫ちゃんです。
猫ちゃんを塗りつぶして、プロンプトに「イヌ」とだけ記述、生成します。
ちゃんと犬になりました!
しかし尻尾は元の猫のものを引きずっているのか、多少の違和感があるような?
犬の周りの空間もやっぱりちょっと変な感じなのですが、一応しっかり猫は犬に置換されました。
Artist AI
テキストから画像生成はまだ難しい……
こちらはChatGPTに「AI画像生成用のためにある程度詳しくサッカー少年がゴールを決める様子を文章で作成して」と言って作ってもらった文章↓。
「夕方のサッカーグラウンド。汗で額に髪が張りついた中学生のサッカー少年が、全力疾走でゴール前に飛び込む。白いユニフォームの胸元には土の跡がつき、短い黒髪は乱れている。瞳は真剣にボールを追いかけ、右足を大きく振り抜いた瞬間、サッカーボールが力強くネットに突き刺さる。背後には夕焼けに染まる空、歓声をあげる仲間たちの姿。少年の表情は達成感と喜びにあふれ、両腕を広げて歓喜のポーズを取っている。」
この文章で生成してみると↓
想像していたイメージとはちょっと……。歓喜のポーズはどこ?!
でも要素は汲み取ってくれているのは分かる。でも違う、そうじゃない、の画像。
文章が物語すぎるかなと思ったので、より簡潔にして、より短く、英語にしたらどうだとその後いろいろ試してみたのですが、これなら!、と納得できる画像生成はできませんでした。
独特の気持ち悪さがありますね。っていうかハンドしてないですか?
こちらは「三つ編みの少女がいちご狩りを楽しんでいる。」で生成してみた画像。
なんで川なの?、と思ったので「三つ編みの少女がいちご狩りを楽しんでいる。地面は土である。」にしてみました。すると↓
確かに地面は土だけど! なんていうかもうちょっといちご狩りらしく……。
こちらもその後いろいろ試してみたのですが、わたしが思い描く「三つ編みの少女がいちご狩りを楽しんでいる。」画像は生成することができませんでした。
人物が関わると一気に難易度が上がるのかも?、と思ったり。
Artist AI
これならそれなりに使えるかも!
わたしのおすすめの「水彩画」のスタイルです。
続いて「1本のひまわりの油絵」でテキストから画像生成。
さらに「モノクロで描かれたコスモス畑」でテキストから画像生成。
1枚につき、現在のところ10秒とかからず作成できているので、多少おかしな画像だったとしてもその分ストレスが少ないです。
この点はかなりおすすめポイントです。
まとめ
ソースネクストの『Artist AI』は、
- 画像生成までのスピードが速い
- 初心者でも簡単に使える機能性
- プロンプトの知識不要、日本語でOK
- 高スペックのPCも不要、スマホやタブレットでも使える
そんなAI画像生成ツールです。
詳細はソースネクストの公式サイトをぜひチェックしてみてください。
→Artist AI